臭い玉なくし隊です。このサイトでは、臭い玉をスッキリお掃除するための情報を発信しています。
誰のお口の中にもある”臭い玉”。
最近は耳にすることが多くなりましたが、まだまだ知らないことも多いのではないでしょうか。
今回は、そもそも臭い玉ってなんだろう?というような疑問にお答えしていきます。
臭い玉ってなに?
A:お口の奥に隠れている口臭のもと。正式名称は”膿栓”
時々、のどから出てくる白い塊。
潰すとドブのような強烈な悪臭を放ちます。
人によってはウ○コ、死んだザリガニなんて表現も(笑)
医学的には膿栓と呼ばれるもので、程度の差はありますが誰のお口にも存在するとされています。
なぜ出来るの?
A:扁桃のはたらきと形状のせい
臭い玉はのどの奥の両側にある、扁桃(口蓋扁桃)にできます。
扁桃は昔は扁桃腺と言われていました。
免疫にかかわる組織で、のどに入ってくるウィルスや細菌を殺すはたらきがあります。
扁桃には、たくさんのくぼみ、穴が空いていて、その内部には免疫細胞などの組織が分布しています。
引用元:原渕保明,他,扁桃処置と上咽頭処置,MB ENT No.113
これによって細菌、ウィルスと戦っているわけです。
ただし、その戦いによって生じた細胞や細菌の死骸が穴には溜まっていきます。
そこに食べかすや、粘膜の細胞組織が合わさってカタマリになっていきます。
早い段階でカタマリが上手く取れればいいのですが、穴に残り続けると逆に細菌が繁殖しはじめます。”臭い玉”の誕生というわけです。
取っていいの?
A:臭い玉は積極的に取るべきです。
臭い玉は扁桃が細菌やウィルスと戦った結果できた死骸と、食べかすなどが混じってできたものです。
はたらきを終えた後のゴミであり、のどの奥にためておく理由はありません。
また、口臭や複数の病気の原因になると報告されています。
なお、耳かきなどで直接的に取るのは難しく、のどを傷つける可能性が高いです。
傷が出来るとそこから炎症を起こすこともあります。
水を使って洗い流すのが安全と言えます。
口臭の原因になる?
A:残念ながら、なります。
臭い玉は細菌やウィルスと、免疫細胞の死骸が固まったものです。
要するに、膿(うみ)です。そしていろんなカスが合わさって細菌が繁殖しています。
臭いの成分は歯槽膿漏と同じく、腐った卵のような臭いに例えられる「硫化水素」や、生ゴミが腐ったような臭いである「ジメチルスルフィド」、腐った玉ねぎのような「メチルメルカプタン」などが組み合わさっています。
カタマリですから、うがいをしても効果はほとんどありません。
臭い玉が存在する限り、そしてその数が多いほど臭います。
口臭に占める割合は、個人差がありますが、舌苔や歯周病に次いで大きいとされています。
口臭以外にも悪影響がある?
A:扁桃炎や不定愁訴(なんとなくだるい感じ)の原因になることがあります。
・・・扁桃陰窩に存在する膿栓は細菌やウィルスの感染源になっているとともに、扁桃の過剰な免疫反応を及ぼす原因物質となっている。
従来、扁桃処置は主に慢性扁桃炎の症状改善、扁桃病巣疾患、特に扁桃性微熱の病巣診断、治療として用いられている。・・・
引用元:原渕保明,他,扁桃処置と上咽頭処置,MB ENT No.113
臭い玉があると、扁桃に炎症がおきる原因になります。
慢性化し、微熱をともなう扁桃性微熱に移行することもあるようです。
なんとなくだるい、微熱が続くといった症状に対して、臭い玉を洗浄、除去するといった治療が行われています。
過剰な免疫反応を引き起こすといった怖い側面もあります。
代表的なのはIgA腎炎です。扁桃の異常な炎症に伴ってIgA抗体と呼ばれる物質が大量発生し、腎臓の機能を損なう難治性の病気です。
どちらも、最悪のケースでは扁桃そのものを切除する外科手術を行うことがあります。
臭い玉はお口の中に溜まっていく生ゴミです。
大事に育てていると、口臭以外にもいろんな体調不良につながる可能性があります。
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