今回は、タングスクレーパーという道具を使って舌の掃除をする方法とその効果についてご紹介します。
タングスクレーパーは写真のようなU字型の器具で、舌苔をかき出すのに使います。
タングスクレーパーってどんなもの?
A:素早く簡単、清潔に使えるのがタングスクレーパーです。一方、汚れをしっかり落としたい時には毛先の細かな舌ブラシを選ぶのが良いでしょう。
項目 | タングスクレーパー | 舌ブラシ |
---|---|---|
形状 | U字型やヘラ型の金属やプラスチックの板 | 歯ブラシに似た形で、毛先が柔らかいものが多い |
汚れ落ち | 舌を撫でるようにして表面の汚れをかき出すため、一度でたくさん落とせる | 舌をブラッシングするため、舌表面に食い込んだ汚れも落とせる |
使用感 | 金属やプラスチックが舌に触れると不快に感じる人も | 毛先が柔らかいため、舌触りはやさしい。歯ブラシと同じような使い方で使えるため、使いやすい。 |
併用方法 | 舌ジェルと併用する必要はなく、水洗いだけで清潔に保てる | 舌ジェルと併用することで効果を高められる場合がある |
A:タングスクレーパーにはさまざまな種類や素材がありますが、アーユルヴェーダでは銅製のものがよく使われます。
銅は抗菌作用や抗酸化作用があるとされており、水に溶け出した銅イオンは水質浄化や免疫力向上にも役立ちます 。
他にもステンレス製やプラスチック製などもありますが、それぞれメリットやデメリットがあります。例えばステンレス製は錆びにくく丈夫ですが重量感があるし冷たい感触です。プラスチック製は軽くて安価ですが耐久性や抗菌性に劣ります。
A:インド発祥の伝統医学アーユルヴェーダでは、金属製のU字型の板で舌の掃除を行うことが推奨されているそう。これがタングスクレーパーの原型であると言われています。
ちなみに、アーユルヴェーダでは舌苔のことをアマ(未消化物)といい、体にとっての毒素になるため、さまざまな不調や老化を招く原因になると考えるそうです。
朝起きたら舌磨きをしてアマを取り除くこと、温かい水やハーブティーを飲むことなどがアグニ(消化力、代謝力)を高める方法だそう。
日本人にはあまり馴染みがない考え方ですが、数千年前から舌苔に着目していたことに驚きです!
タングスクレーパーの使い方
A:タングスクレーパーの使い方はとても簡単です。以下にステップを示します。
- タングスクレーパーの持ち手を左右の指で持ち、舌を思い切り出します。
- U字部分を舌の奥に当て、軽く押しながら手前に引きます。このとき、舌苔がこそぎ取られる感覚があります。
- タングスクレーパーに付いた舌苔を水で洗い流します。必要なら繰り返します。
- 最後に口をすすぎ、タングスクレーパーも水気を拭き取って乾燥させます。
これだけで舌掃除は完了です。朝起きたときや寝る前など、1日1~2回程度行うと効果的です。
今日はタングスクレーパーについて紹介しました。
タングスクレーパーだけでは口臭予防や味覚向上に十分ではありません。歯磨きやフロスなどの歯周ケアや、バランスの良い食事や水分補給などの生活習慣も大切です。タングスクレーパーはあくまでも補助的な役割を果たすものだと考えてくださいね。
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